往診・在宅医療

往診とは普段は元気でも、急に具合が悪くなりご来院されるのが辛い時に、当院の医師がご自宅まで診察に伺うことです。 これに対し、在宅医療とは、寝たきりあるいはそれに近いような患者様を定期的に往診することを言います。入院されるより経済的に有利な場合や、院内感染のリスクなどのメリットがございます。

特に在宅医療については、患者様に適切な医療を行うことはもちろん、保健、医療、そして福祉との連携を図りながら、患者様とそのご家族の方々が、地域の中でより良い療養生活を送って頂けるようなケア体制をご提供致します。

往診・在宅医療

当院では宇都宮市内全域にご訪問させて頂く他、

当院より直線距離で約8キロ以内(車で約15分までの距離)であれば、

ご相談をお受けしております。

訪問までの流れ

1. お問い合わせ・ご相談

まずはお気軽にお電話下さい。

TEL:028‐653‐6701

現在の病状や療養に関する今後のご希望などを、分かる範囲で結構ですので、お聞かせ下さい。

尚、事前に医療機関からの紹介状をご用意頂けますとスムーズです。

※往診をご希望の際は、この時点で訪問日時をご相談させて頂き、お約束の日時に伺うこととなります。

2. お打ち合わせ

ご自宅や現在の入院先などでお打ち合わせさせて頂きます。

尚、お打ち合わせ先の地域によってはお断りする場合もございますので、予めご了承下さい。

3. 療法の調整・ケアチームの編成・療養環境の整備

現在の病状や今後のご希望に合わせた最適のプランをご提案するとともに、療養環境の整備についてもお手伝い致します。

4. ご訪問開始

退院直後の患者様や、自宅療養開始当初の不安な時期は訪問頻度を増やすなどの対応も可能ですので、お気軽にご相談下さい。

5. 生活改善に合わせた療法の調整

生活の維持改善が図れた場合、改善された生活機能に合わせた療法の調整を行って参ります。


訪問時に受けられる診療

医師による診療に加え、血液検査、尿検査、心電図などの検査を随時行うことが可能です。

また、静脈注射、点滴、高カロリー輸液(IVH)、経鼻栄養、膀胱留置カテーテル管理、在宅酸素、褥瘡(床ずれ)などの処置も行います。

生活環境に合わせて療法を調整し、日常生活を継続しながら、迅速な初期治療が可能です。

また、癌などの痛みにも、緩和医療に精通した医師が症状変化に応じて対応致します。